2024/06/20 00:00
ミドリムシのふしぎな世界

みんな、こんにちは!今日は、とっても小さな生き物「ミドリムシ」についてお話しするよ。ミドリムシは、0.1ミリメートル以下のすっごく小さな単細胞生物なんだ。形は細長くて、ちょっと糸みたいなんだよ。
ミドリムシには2本の「鞭毛(べんもう)」っていうしっぽみたいなものがあるんだけど、そのうち1本はとっても短くて、体の前のほうに隠れているんだ。だから、1本しか鞭毛がないように見えることもあるんだよ。
長いほうの鞭毛を使って、ミドリムシはゆっくり進むんだ。その先っぽをくねくね動かして、まるで泳いでいるみたい!体全体も伸びたり縮んだり、くねくねしたりするんだけど、これは「ユーグレナ運動」って呼ばれているよ。なんだかダンスしているみたいで面白いよね!
この動きは、ミドリムシの体の表面にある「ペリクル」っていう特別な構造のおかげなんだ。ペリクルはたくさんの帯みたいなものでできていて、それがらせん状に並んでいるんだ。顕微鏡で見ると、その接着部分が線になって見えるんだよ。ミドリムシの動きは速くないから、初めて顕微鏡で観察するにはぴったりの題材なんだ。
みんなも機会があったら、ぜひ顕微鏡でミドリムシを見てみてね!すごく面白い発見があるかもしれないよ。